二度と帰らない日々
にしんがとても安かったので、買いました。
私はにしんと言えば父を思い出します。

早くから親元を離れたんで、父が上京する折には必ず食事に連れ出してくれました。
父にすれば早く手放した娘の顔を見て安心もしたかっただろうし、母のいない空間でいい父親やれる機会をそれなりに楽しんだのではないかな。
生意気盛りの私は、美味しいものを食べに連れていってくれるのは当たり前、と思っていましったっけ。
月に1回あるないかのそんなことも、他人からはずいぶんと悪く言われたものです。
他人の善意を期待しないという意味では、良い経験を積みました。

それで、にしん。
父は高校生の娘を必ず炉辺焼きの店に誘い(苦笑)、娘に好きなものを注文させて自分は必ずこのにしんの塩焼きを注文して、のんでいました。
だからにしんといえば、ビールのんで真っ赤になった父の顔を思い出します。

その父も亡くなって、5年。
生きているうちは「このくそ親父!」と何度も思った父ですが、無性に恋しくなることがあります。
思うに亡くなった父は亡くなったからこそ、私を絶対に守ってくれる保護者になったからなんだと思いますけど。
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by a-tenar | 2009-03-16 20:58 | 食べもの

おいしいお酒と、すてきな何かと。
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