「FAME」、「エトワール」など、私はジャンルを問わずダンスの作品が好き。
この映画の予告を見ていた時からいいな、見たいなと思って観られなかったので、レンタルは早くから申込をしておいた。

それがやっと届いて、見ていて途中からダンサーたちの一途な情熱に泣けてしまった。

ダンスしかできない、他のことができるのならそれをやればいい、私にはこれだけ。
最終に残った、でも8ヶ月前の踊り方がいいとの要求にどう踊ればいい?私はどんな踊り方をして彼らは気に入ってくれたの?

審査する方も、審査される方も、ダンスに取り憑かれていて何よりかにより命ある限りダンスができたらいい、と思っていても現実にはそれだけでは生きていけない。
ごはんは食べなければならず、恋人との別れがあり、支えてくれる家族もいて、それぞれの暮らしがある。
それにオーディションを見ていても、上手下手はもちろん何か人を引きつける踊りがあって、そこから勝ち抜いていかなければ何の役にもつけない。
演出家のオーダーにすぐに「はい」と踊れるところが、すごい。
私はかつて音楽で、のみこみが遅くてどれほど惨めな思いをしたか。

ふっと思い出したのはそれだけではなくて、画家でも寝ても覚めても絵のことだけ、絵に取り憑かれた画家のこと(なぜか小説家は思い浮かばない)。
芸術家の業の深さといえばそれまでだけど、これだけ魂を打ちこむものがあるってのはすばらしいことじゃないかと挫折した私は思う。
自分の子どもには平凡でも穏やかな日々を送ってもらいたいと思いつつ。
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by a-tenar | 2009-08-10 17:33 | Movies

おいしいお酒と、すてきな何かと。
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