梅蘭芳
花の生涯〜梅蘭芳〜
監督:チェン・カイコー
脚本:ゲリン・ヤン、チェン・クォフー、チャン・チアルー
出演:レオン・ライ、チャン・ツィイー、スン・ホンレイ
2008年 中国

梅蘭芳が京劇の、歴史に残る女形くらいは知っていましたがどんな役者で生涯を送ったのか全然知りませんでした。
この映画のでき具合については賛否両論あるようですが、初めて京劇や中国のことを知るにはチェン・カイコーの作品ってよく練れているように思います。

この画像を選んだのは、やはり男が女を、女が男を演じている面白さがよく現れているシーンだと思ったから。
もっともこのシーンでは二人ともぎこちなく、お互いに「あら、普段は男なのね」「君もまるで女性だね」なんて会話しているくらいです。
その後の本番のシーンに繋がっていくのも良いし。
前半はシナ服を着ている梅蘭芳がさっぱり白のスーツを着て現れるのも印象深いし、チャン・ツィィーはあんまり女の色気を感じさせない女優だと思うんですが、このチャイナ・ドレスは実に似合っていました。
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以前NHKで見た特集での玉三郎と、梅蘭芳と重なって見えました。
女形を演じる名優は、優美でたおやかな演技と裏腹に実はとても決断力に富み、筋を通したいわゆる「男性的」な性格の持ち主のような気がします。

それに「梅党」と呼ばれる、梅蘭芳の私設ブレーンたち。
梅蘭芳本人のみならず、皆が支えて作り上げたいわば総合芸術の「梅蘭芳」。
本人が映画のように普通に生きたい、と思ったかどうか・・・。
しかし彼の生涯はとにかく京劇に捧げたものですね。
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by a-tenar | 2009-12-12 20:48 | Movies

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