夫とコーヒーを飲みながら・・・
四月の雪
監督 ホ・ジノ
2005年 韓国

ぺが嫌いなことでは私といい勝負の姉がいいと言っていたので、借りてきました。
結果=いいじゃん、ぺ。
私はぺが、中性的というより女性的と感じるので好きではないけれど、この役のぺは自然な感じ。
それにソン・イェジン がいいしね。
あの若さで彼女は役にすんなり入っている感じ。

私がまず考えたのは、不倫した二人はここまで残酷なことを本来のパートナーにするつもりはなく、ほんの火遊びのつもりがこんなことになってしまって、ということでした。
悪気があったらまだ憎めるものが、悪意がないとなるとどうして?どうして・・・、と感情のやり場がなくなってしまう。
二人の事故に巻き添えをくって死んだ少年の家族なら、「あんたの夫が」「あんたの妻が」とののしることも許されようが、ぺとソンとて意識のない二人に同じような怒り、悲しみを感じているのにお通夜に行かなければならない苦しみに目がうるうるしてしまいました。

二人が関係を持ってしまう辺りは興味がなくなってあんまり良く見ていないのですが、奇跡的に意識を取り戻した妻が「私に何か聞くことがあるでしょ・・・」のシーン。
ぺは梨を剥いてやりながら「いや」と否定しますが、残酷な復讐心を覗かせたような気がします。
そして、妻に相手の男(ソンの夫役ですね)が死んだことを告げ立ち去ります。
これ私、復讐かなと思う。
なんかそう思わせる凄みみたいなものがぺから立ち上っているんですね。
ドア越しにもれる妻の嗚咽。
これを聞いてぺがふっきれたのか、ソンと駆け落ち?
妻を捨てるのに、それだけの手順が必要だったのか?必要だったんでしょうね。

このあたりが私にはどうしてもすとんと落ちなくて、朝夫とコーヒーを飲んでいる時に訊いてみました。
「ねぇねぇ映画のことだけど、もし私に愛人ができて秘密のデートをしていたら事故にあって(略)、あなた、意識のない私の代わりに事故の巻き添えで死んだ人のお葬式に行ってくれる?」
「・・・・・・」
「あなただったら、私が愛人の死を悲しんで泣いているのをどう感じる?私に復讐したい?あなただったらどうする?」
「・・・・・」
何回もしつこく訊いて引き出した答えは「わからないよ、その場にならなきゃ」
うーん、そりゃそうなんだが・・・・。

私自身は夫の看病はすると思うけど、混乱して泣いて、それからどうするだろう?
相手がぺでも不倫しちゃうだろうか・・・(o|o)
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by a-tenar | 2006-01-14 23:37 | Movies

おいしいお酒と、すてきな何かと。
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