「ハチ」と野良猫
NANA
監督:大谷健太郎  脚本:浅野妙子、大谷健太郎
中島美嘉、宮崎あおい
2005年 日本

若い世代からの熱狂的な支持を受けていることに興味を惹かれ、ずっと狙っていた「NANA」。
原作読んでいなくても十分楽しめるので、4回も見ました。
二人のキャラクターがよく描かれているし、周囲の設定もいい感じ。
「奈々」はかわいい、「ハチ公」とはよく言った、宮崎あおいが思っていた以上の出来。
恋人のためと朝から家事にいそしみ、料理をこしらえてエプロン姿で出迎えるかわいい「奈々」にうんざりする恋人って、まだまだ少数派だと思うのですが。
この恋人って多摩美の油絵科の設定だから、女中代わりの女をキープして芸術に精進する手もあったのによく振った、偉いぞ「章司」。
彼に振られた結果「奈々」は成長するのだから。
「ナナ」は「奈々」と違って「恋する乙女」の計算はないけれど、赤いワンピースや赤のチェック、ミニスカートに、彼女の乙女心が出ている感じ。
彼女はカリスマ的魅力でファンをとりこにするし、バンド仲間からのラブ・コールもある。
皮肉にも欲しくないものからのアプローチはあっても、本当に欲しいものは他にあるという飢餓感を表現できていた中島美嘉も○。
それに思いもかけない出演、レン役の松田龍平。

「ナナ」は「味噌汁作って男の帰りを待つ女じゃない」けど男にもて、「奈々」は女の子らしい女の子だけど男に捨てられる。
この対比は面白いし、今後二人がどんな恋愛をして成長していくのは楽しみ。
「奈々」のモノローグを聞いている限り、「ナナ」は最終的にいなくなるのだろうし、彼女自身の野良猫性から「そして皆に祝福されて」的な終末ではないのだろう。
原作はちょっと脇に流れがち、とどこかで書き込みを目にしたけれど、あれだけ魅力的な登場人物が揃っているとそうなるのも無理はないかも。b0006210_1365135.gif
NANA公式サイト
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by a-tenar | 2006-04-03 12:31 | Movies

おいしいお酒と、すてきな何かと。
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