日常的なような、異空間のような
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メゾン・ド・ヒミコ公式サイト
監督:犬童一心
脚本:渡辺あや
音楽:細野晴臣
オダギリジョー、柴崎コウ、田中泯
2005年 日本

オダギリジョーが見たいけど、ゲイの老人ホーム?
あんまり期待はしなかったのに、泣けてきたり笑ったりしたすてきな映画でした。
ちょうど見たタイミングが良くて、ずーっと家にこもりきりでエネルギーもてあまし気味の子ども3人を、夕方からの「ガンダム」に送り出し、3時間くらい自由な一人の時間ができたけど、嬉しいなどうしようという時でした。
今の私には、一人の静かな時間ってとっても貴重だけど、そのうちうんざりするほど一人の時間が訪れる、でもその時の私は?
もしかしたら病気に苦しんでいて早くお迎えが来ないか待っているのかも。
気まぐれにかかってくる子どもの電話を待ち望んで、それだけが生きがいになっているのかも。
そういうことを考えるようになってきたので、「好き勝手に生きてきた」メゾン・ド・ヒミコの住人たちの暮らしは、さらに自分の老後に対するイメージの糧になったようです。

「NANA」の時には、東京で家賃7万円でこの部屋か?と苦笑した設定が、この映画では納得の設定。
銀座のバーのママが財産を投げ打ってパトロンも出資したなら、こんな建物買えるでしょう?問題は維持費で。

オダギリジョーと柴崎コウは肉体的には結ばれなかったけど、深い絆で結ばれたようだし、紫崎コウがもう一人ぼっちじゃないことがいい後味になりました。
出てくる脇もすばらしい!
歌澤寅右衛門のルビイ、最高。

私、80歳に手が届きそうなゲイを知っているので、彼とホームの住人を重ねながら見ていました。製作発表か何かで、ホームの住人は実際ゲイの人なんだとか。
レディをエスコートするのに正装するとことか、お盆のしきたりとか妙に詳しかったり、まめまめしくおはぎを作ったりする(それも上手に)の、そっくりなんだもん。

私にとって圧倒的な存在感だったのが、ヒミコこと田中泯。
この人は本来舞踊家なので、機会をみつけてぜひ踊りを見に行きたいと思います。
どんな踊りを見せてくれる人なんだろう?
調べたら明日東京で公演、残念!間に合わなかった。
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by a-tenar | 2006-04-04 13:07 | Movies

おいしいお酒と、すてきな何かと。
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