複雑?単純?
親切なクムジャさん
監督:パク・チャヌク
出演:イ・ヨンエ 、チェ・ミンシク
2005年 韓国

劇場で観たかたんですが、結構残酷なシーンも多いので気持ち悪くなっちゃうかもと姉に言われレンタルを待ち望んでいました。
見終えて残酷な、とはあんまり思いませんでしたがきもちのよいものではありませんでしたね。

2回見たのですが、どうしてもよくわからないところが残っています。
クムジャは「自分を罪人にした罪」で英語教師ぺクに復讐します。
それは服役する前の自分が「真っ白だった」と信じているから・・・?
18歳のクムジャは誰の子どもかわからない子どもを妊娠し、頼りがいがありそうという理由だけで水族館から同棲を依頼。
それでもあの男に復讐をと誓って13年、用意周到に人を配置。
彼女の幼い娘を真犯人に盾にとられて、犯人に仕立て上げられた怒りもあるのでしょうか。
その娘だって、出所後堂々とオーストラリアまで逢いに行き、表面的には何不自由なく幸せに暮らしている娘を韓国に連れ帰っちゃう。
彼女が殺した、と思われている子どもの親のところへ乗り込んで、お詫びしますと指を切断してぶっ倒れる。
そりゃ親はびっくりしますわな。
天使のような無垢な微笑みと人殺し。
女たちは「親切なクムジャさん」「魔女」と呼び、それがわからないのは、彼女の美貌に目がくらんだ男たちばかり・・・。

イ・ヨンエは迫力があるし、復讐を遂げた後のクムジャの「般若」の顔は一見の価値ありと思います。
この顔をヨンエにやらせたかったのでしょう、この監督は。
それとは反対にクムジャの娘、ジェニーの描き方には不満が残ります。
そうあっさりと自分を捨てた(本当は捨てた訳じゃないけど)母をあっさり赦していいの?
白いケーキにとりあえず、良しとしたのか。
かなりしたたかで、クールな性格に描かれているようで、クムジャとの関係にもう一ひねりあるのかと期待してはずれ。
それから私は殺された子どもの、祖母役の演技が印象的でした。

人間の業の深さを様々な切り口で見せるけれど、テクニックを多用し過ぎという気もします。
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by a-tenar | 2006-04-13 09:29 | Movies

おいしいお酒と、すてきな何かと。
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