今わからなくても
アメリカン・ビューティー American Beauty
監督:サム・メンデス
主演:ケヴィン・スペイシー、アネット・ベニング、ソーラ・バーチ、ウェス・ベントレー、ミーナ・スヴァーリ
1999年 アメリカ

前に見た時も印象に残りましたが、今回筋がわかっているせいか画像の美しさに目がいきました。
それにほんとっ(荒息)きれいなおうち!!
何をしていても、妻丹精の赤いバラが目に入り、インテリアはきれい、
ため息出るようなだったけど、当事者たちはどたばたの最中で悲劇に突入。
今回はそれにリッキーことウェス・ベントレーの大人っぽさ、
ジェーンことソーラ・バーチの不安定さに、なんでかとても思い入れて見ていました。
思春期のお子チャマ二人、抱えているからかなぁ。

リッキー、あんな目にあっても父を冷静に見てる。
きっと病院で大人にならざるを得なかったんだろうな。
ジェーンは父親が親友アンジェラに、その気があるのを見抜いている。
二人がすりあうようにして接近していくのが、なんというか胸キュン。
年取ったかな~。

それにいつも思うのは、アネット・ベニング演じる妻が「見栄っ張り」「身勝手」と取られることが多いけど、あれ、私は自然だと思うんだけど。

私自身、未だに夫のこと、よくわかんない。
わかろうとしても相手にうざったいと思われるやり方しかわかんないし、相手の望むことって私にとっては理解できないことだらけってこともあるし。
その訳わかんない他人なのに、いつのまにか親より一緒に暮している時間が長くなり、癖とか好み、体調なんかはわかっちゃってくる(そう思っていると時々しっぺ返しがあるんだけど)。
夫もたぶん、そう思っているんじゃないかしら?
そう思っている同士がなんとなく、「さわるな危険」を回避しつつ、日常を送っていることが時々不思議。

いつのまにか相手が自分の思い描いていたパートナーとはずれている、ってことも私はあるんだなぁ。
それがいいとか悪いとかじゃなく、ね。
私も変わっているけど、相手も変わっていて、今ある平和は明日ある平和を約束するものではない、ってことは日常感じていることの一つなんです。
私が今、3人の子どもとの生活にすっかり慣らされちゃったから、彼らが巣立っていった時どうなるか、なんてことは考えられなくなっている、それじゃいけないってわかっていても。

二人で炊く米が1合で2食OKが、
1食で1合になり1食3合、まだまだ増えそう
って生活していると、コメの確保どうしたら腹いっぱいにしとけるか、でいつも頭パンパン。

ジェーンの言う、規律と秩序だっけ?うまくバランスガ取れたら素晴らしいけど、
そのバランスって人に決められるもんじゃなし、どっちかだけの人生も嫌。

最後にレスターの独白が泣ける。
この美しい世界に生きている幸せ。
今はわからなくとも。
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by a-tenar | 2007-03-07 16:30 | Movies

おいしいお酒と、すてきな何かと。
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