カテゴリ:Movies( 126 )
チャンバラ、大好き
図説 時代小説のヒーローたち
縄田一男・永田哲朗
河出書房新社 2000年

時代小説のヒーローといえば誰を思い浮かべますか?
私だったら「鞍馬天狗」、あと鬼平こと「長谷川平蔵」、金さんこと「遠山金四郎」とか、中村敦夫の「木枯らし紋次郎」もかな。
大好きな藤沢周平の「蝉しぐれ」はヒーロー小説じゃないし、それは「深川澪通り木戸番小屋」も同じ、どっちも大好きなんですけど。
ここには私の大好きな剣の達人がいっぱい出てきて、嬉しくて。
読んでいないものも結構あって、「丹下左膳」「旗本退屈男」「机龍之助(大菩薩峠)」なんてまったく読んでいないので、早速図書館にリクエスト出さなければ。
この本の嬉しいところは原作もきちんと載せ、キャラクター別に映画化されたリストが載っていること。
「忠臣蔵」だと往年の大スター片岡千恵蔵、大河内伝次郎、坂東妻三郎あたりから里見浩太朗、松本幸四郎、ビートたけし、中村勘九郎まで。私はビートたけしの大石がとても印象に残っているので、読んで懐かしく思いました。
時代劇はストーリーもさることながら、時代考証、小道具、着ているもののなんかもきっちりこなれていないと面白さが半減するので、よくできている作品にめぐりあいたい人にはいいガイド。
もちろん、時代劇大好き人間にもおすすめ。
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by a-tenar | 2005-09-25 15:18 | Movies
青い春
青い春
2002年日本。
監督:豊田利晃

松本大洋の原作とくれば、テンポ良く面白そうだと思ってレンタルしてきました。
一緒に見た子ども達からはあまり評判が良くなかったのは、「!」。
ちょっと残酷シーンが多かったかな?
虚無的青春では、これからのやる気が出ない?
松田龍平くんが冴え渡る好演。
ワキの新井浩文の「青木」くん、高岡蒼佑 の「雪男」くんのちょっとした表情が男の子たちのナイーブさを伝えていて花丸。
マメ山田の花田先生も、閉塞感が蔓延している学校の中で人間らしい大人として描かれていてほのぼの。
エンディング・テーマの、「ドロップ」(ミッシェル・ガン・エレファント)のへヴィーな音と、歌詞がまた素晴らしい。
「ぶらぶらと夜になる・・・」。

関連サイト:http://www.jmdb.ne.jp/2002/dz002140.htm

後日談:子ども達は、未知なる高校生活に恐れを感じたらしい。
疑問:他校の番長が青木を探しに来るエピソードの意味。
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by a-tenar | 2004-12-30 00:01 | Movies
死に花
死に花
2004年日本。
監督:犬童一心。

いい映画でした。
人間は、生まれた瞬間から確実に老いに向かい死へ一直線に向かうのに、
あまりその現実は考えたくないし、老いは悪いことのように考えてしまいます。
この映画の老人たちの元気ぶり、特に青島幸男の女好きなど、星野真理の職員の視点から「なんだよ、このジジィ」の視点で見てしまいますが、いつのまにか彼らに引きずりこまれて、
「もっといっぱい遊ぼーよ」
のラストに向かいます。
その時の山崎努の顔もいいし、見守る仲間達の顔もとてもいい。
ああ、ぼけるのもそんなに悪くないことだなと思えてしまうのが不思議です。
森繁氏の演技はどこまで「演技」かわからないのが、すごいし。
藤岡琢也の「ジャズ葬」は、子どもたちに大受けでした。
「サクランボ銀行」のネーミング、冷蔵庫のビールなど、年齢に関係なくいつのまにか、みんなで腹を抱えて笑って、最後にホロリで後味も良く。
生きていくってことも、悪くない。

公式サイト:http://shinibana.jp/
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by a-tenar | 2004-12-29 21:04 | Movies
上海グランド
上海グランド  上海灘 Shanghai Grand
1996年香港。
監督:ブーン・マンキッ

去年9月、香港に行く前後張國榮(レスリー・チャン)の作品はだいたいチェックしたつもりだったんですが、これは記憶にありません。
でもとても良かった!
レスリー・チャンの演技で印象的といえば、私の場合「覇王別姫」になりますが、この作品のレスリーもまたとても印象的です。
荒廃した男の雰囲気が、実にいい感じ。

劉德華(アンディ・ラウ)もそつなく演じ、新人時代の鄭雨盛(チョン・ウソン)、実はこのためにレンタル、見た甲斐はありました。

劇中レスリー・チャンの、
「たかが女のために俺たちの友情は壊れるのか」
にはいささかひっかりましたが、まぁ、レスリー・チャンなら何言っても許します、私。
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by a-tenar | 2004-12-21 22:02 | Movies
悪い男
悪い男 Bad Guy
2002年 韓国。
監督:キム・ギドク

ハンギ役のチョ・ジェヒョンがきらっと光る演技でもっていく映画です。
韓国の作品て初めから筋はわかるという、人間普遍のテーマというかありふれた題材を基にそれでも飽きさせず見せるところがあるように思います。
この映画ではまさにチョ・ジェヒョンが悪の魅力、ソナ役のソ・ウォンの壊れ方にかかっていて二人ともいい感じです。
ちょっとしたエピソードの挿話に時々「?」はありました。
たとえば入水する女のエピソード。最後までよくわかりませんでしたが、ソナが拾った写真を丁寧につないで鏡に貼っておくエピソードに繋がると解釈しました。
「武士」といい、この「悪い男」と、脇役に舞台でみっちりの演技派を配してあたったのは、売春宿の女将役キム・ジョンヨンです。
全然彼女のバックボーンを語る機会は与えられていないけれど、言動の端々に苦渋に満ちた人生を感じさせます。

対立する二つのもの。
男と女、善と悪、生と死というようなものが混沌として、一つ新しい世界を生み出し協調していく、哀しさに幸福感も少し交じり合う不思議な終末でした。

公式サイト http://www.kimki-duk.jp/badguy/mainFrame.htmlb0006210_21261270.jpg
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by a-tenar | 2004-11-19 09:59 | Movies
武士 MUSA
いよいよ盛り上がる韓国ブーム。
火付け役ともなった「冬のソナタ」。
ぺ・ヨンジュンにも、物語にも入っていけず、まず自分は縁遠いと思っていたのに。

「武士」。
チュ・ジンモ演じる「お坊ちゃま将軍」に、チョン・ウソンの「奴隷」。
二人を引きまわす、高慢ちきな「バカ姫」にチャン・ツィイー。
アン・ソンギと、蒙古の将軍ユー・ロングァンは脇でがっちり渋く、どの人物もよく描けている秀作。
ストーリーはいたって単純、生々しい戦闘シーン、ロケの素晴らしさに見る人を最後まで引っ張っていくはず。

私は最初、「奴隷」は姫を愛したのではなく、誰かに命令されるとついそれに従ってしまう、誰かに仕えなくては生きていけない奴隷根性なのでは?と疑問。
でも3回、4回と回数を重ねて見ているうちに、やっぱりこれは姫を愛してしまったと確信。チョン・ウソンは科白らしい科白がないけれど、眼と表情で彼の心の変化を表していくからすごい。

おとりの護衛を引き受けた「奴隷」に姫が「必ず戻るのですよ」と、かつて「お坊ちゃま将軍」に渡したハンカチを槍に結び付けてやる。しかし「奴隷」が戻る時にはなくなっている。姫、すねる。「奴隷」は、わざと取ったのか?そして「奴隷」が「お坊ちゃま将軍」に対等に渡り合えるようになると、再び槍にハンカチが結び付けられている。

たぶんカットされた部分がとても多いはず。
完全版があれば・・・。
男たちが寄り合い所帯で揉め事を繰り返しながら、連帯感を深めていく重要なエピソードがごっそりある?

それにしても迫力ある、槍遣いには見惚れるばかり。
チャン・ツィイーも、蝶よ花よと育てられた甘やかされ放題の姫から、だんだん人間的に成長して単なる「バカ姫」に終らないだろうと予感させる、なかなかの演技。
チュ・ジンモは、「韓国のキムタク」と一部から囁かれていたチョン・ウソンより、キムタクに似ていると思ったのですが。

音楽も素晴らしく、DVDと一緒にCDも購入。

今日から早速、チュ・ジンモと、チョン・ウソン主演作品をチェック開始!

公式サイト:http://www.whv.jp/title/musa//
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by a-tenar | 2004-11-02 19:37 | Movies
  

おいしいお酒と、すてきな何かと。
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