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悪い男
悪い男 Bad Guy
2002年 韓国。
監督:キム・ギドク

ハンギ役のチョ・ジェヒョンがきらっと光る演技でもっていく映画です。
韓国の作品て初めから筋はわかるという、人間普遍のテーマというかありふれた題材を基にそれでも飽きさせず見せるところがあるように思います。
この映画ではまさにチョ・ジェヒョンが悪の魅力、ソナ役のソ・ウォンの壊れ方にかかっていて二人ともいい感じです。
ちょっとしたエピソードの挿話に時々「?」はありました。
たとえば入水する女のエピソード。最後までよくわかりませんでしたが、ソナが拾った写真を丁寧につないで鏡に貼っておくエピソードに繋がると解釈しました。
「武士」といい、この「悪い男」と、脇役に舞台でみっちりの演技派を配してあたったのは、売春宿の女将役キム・ジョンヨンです。
全然彼女のバックボーンを語る機会は与えられていないけれど、言動の端々に苦渋に満ちた人生を感じさせます。

対立する二つのもの。
男と女、善と悪、生と死というようなものが混沌として、一つ新しい世界を生み出し協調していく、哀しさに幸福感も少し交じり合う不思議な終末でした。

公式サイト http://www.kimki-duk.jp/badguy/mainFrame.htmlb0006210_21261270.jpg
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by a-tenar | 2004-11-19 09:59 | Movies
武士 MUSA
いよいよ盛り上がる韓国ブーム。
火付け役ともなった「冬のソナタ」。
ぺ・ヨンジュンにも、物語にも入っていけず、まず自分は縁遠いと思っていたのに。

「武士」。
チュ・ジンモ演じる「お坊ちゃま将軍」に、チョン・ウソンの「奴隷」。
二人を引きまわす、高慢ちきな「バカ姫」にチャン・ツィイー。
アン・ソンギと、蒙古の将軍ユー・ロングァンは脇でがっちり渋く、どの人物もよく描けている秀作。
ストーリーはいたって単純、生々しい戦闘シーン、ロケの素晴らしさに見る人を最後まで引っ張っていくはず。

私は最初、「奴隷」は姫を愛したのではなく、誰かに命令されるとついそれに従ってしまう、誰かに仕えなくては生きていけない奴隷根性なのでは?と疑問。
でも3回、4回と回数を重ねて見ているうちに、やっぱりこれは姫を愛してしまったと確信。チョン・ウソンは科白らしい科白がないけれど、眼と表情で彼の心の変化を表していくからすごい。

おとりの護衛を引き受けた「奴隷」に姫が「必ず戻るのですよ」と、かつて「お坊ちゃま将軍」に渡したハンカチを槍に結び付けてやる。しかし「奴隷」が戻る時にはなくなっている。姫、すねる。「奴隷」は、わざと取ったのか?そして「奴隷」が「お坊ちゃま将軍」に対等に渡り合えるようになると、再び槍にハンカチが結び付けられている。

たぶんカットされた部分がとても多いはず。
完全版があれば・・・。
男たちが寄り合い所帯で揉め事を繰り返しながら、連帯感を深めていく重要なエピソードがごっそりある?

それにしても迫力ある、槍遣いには見惚れるばかり。
チャン・ツィイーも、蝶よ花よと育てられた甘やかされ放題の姫から、だんだん人間的に成長して単なる「バカ姫」に終らないだろうと予感させる、なかなかの演技。
チュ・ジンモは、「韓国のキムタク」と一部から囁かれていたチョン・ウソンより、キムタクに似ていると思ったのですが。

音楽も素晴らしく、DVDと一緒にCDも購入。

今日から早速、チュ・ジンモと、チョン・ウソン主演作品をチェック開始!

公式サイト:http://www.whv.jp/title/musa//
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by a-tenar | 2004-11-02 19:37 | Movies
  

おいしいお酒と、すてきな何かと。
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