<   2005年 11月 ( 7 )   > この月の画像一覧
ロード・ムーヴィーの味わい
[アメリカの小さな町で]語るに足る、ささやかな人生
駒沢敏器
NHK出版 2005年

地図を広げて、どこか始点を決めて終点を決めて道を辿ったりあれこれ想像するの、私は大好き。
私の場合はまず想像だけで終るのに、この著者はそれを実際にやってみた人。
雑誌「SWITCH」の編集・取材記者を務めた人らしい、味わいが出ている作品。
読後、かばんと車だけでぶらっと出かけたくなったけど、実際の私は無理だなあ。
旅しても、日頃の慣れ親しんだものを手放せないのでどうしても荷物が多くなってしまう。
たとえば化粧品一つとっても、1泊ならコンビニで調達したものを楽しむ余裕があるけどずっとだといつものを持っていきたくなる。
ああ、身一つでふらっとどこかに行きたいなあ(でも無理だなあ)。

私の一生、これの繰り返しか。
b0006210_10122112.jpg
[PR]
by a-tenar | 2005-11-29 10:25 |
セレブぼんの書いた芸者一代記
さゆり 
アーサー・ゴールデン
文藝春秋 1997年

図書館で時折手に取ってはいたものの、借りるまでには至らなかった本をどうして借りてきたか?
先日、「私の頭の中の消しゴム」を見に行って「さゆり」の予告編を見たから。
スピルバーグも、海外で制作されたゲイシャ・ガールの一代記なんて、という思い込みがチャン・ツィイーがさゆり?で読む気になりました。

「あとがき」の一文。
もし日本の作家が日本について書いたとしても、日本文化を正しく伝えているかどうかという疑義が持ち出されることはないでしょう。しかし、それを外国人が書いたとしたら、たとえ一字一句まで同等の作品であろうと、ちがった目でみられるはずです。

当たっているなあ、日本人の傲慢?
細かい部分にそうかな?と思った部分はあるにしろ、私は女の一代記が好きなんで、今も日本海の寂れた漁師町の傾きかけた小屋やら、魚のにおい、京都の民家の暗い内部、茶褐色の柱、光る板敷き、京都弁など頭の中にしっかり入りました。
著者は「ニューヨーク・タイムズ」のオーナー一家に生れた、セレブ。
逆にだから書けた作品か、という気がしないでもありません。
映画の配役はたぶん「さゆり」の姉芸妓「豆葉」にミッシェル・ヨー、置屋のおかみに桃井かおりだと思います。誰が「会長はん」になるのかな?
公開が楽しみになってきました。b0006210_10395321.jpg
[PR]
by a-tenar | 2005-11-28 10:26 |
尿管結石 その後
22日(火)の日中は、左腎臓辺りが思い出したように痛む程度でした。
そのため溜まっていたメールやら何やら整理しようと、少しPCの前に座り続けたら今度は頭痛、それに17日夜経験したようなおなかの痛みがまた襲ってきました。
また、結石?
頭の中のイメージでは、次々と石が転がり出る腎臓。
病院へ行って腸の方も見てもらったほうがいいのか、同じ部位なんだから泌尿器科から内科へまわしてもらえばいいけどそれって一度泌尿器科にかからなければだめだろうか、いずれにしろ混んでいる病院で二科受診なんて今できそうにない・・・。
不安におののいた1日でした。
[PR]
by a-tenar | 2005-11-23 09:23
尿道結石 その3
先生からは「痛くなりそうと予感したらすぐに坐薬入れてください。いいですか予感ですよ」と念を押されて坐薬を使いだしましたが、坐薬の効果の切れる6時間後には見事に痛みだすのですぐにわかりました。
しばらく横になっていると、石は流れたかと思うくらい痛みは引きました。
でも動きだしたら、ダメ。
病院のエレベーターで見た髪ぼうぼう、血の気のない自分の顔にぞっとして、の~んびりパックやらお風呂もゆっくりつかったり、日頃できないような美容にトライしてみるも、どうしてもおなかに石持っているんです私、モード。
夜は眠れるんですが、今日は薬が切れた頃にどーんと腎臓を殴られたような痛みで眼を覚まし、いざって坐薬入れたらまた眠れました。
朝の目覚めは爽やかで、またも石は流れたかと期待したのに家事をするうちに、のパターン。
もう慣れてきました。
ところが、です。
お昼前、トイレ時、お産じゃないけど確かになんか抜けたようなそんな感じがしました。
大きな石ではないし、そんな感じするか?ってぬか喜びもイヤだったので、自分で打ち消しながら外出しました。
身体は思いけれど、痛みはほとんどないというか。
薬の切れる2時を待ちました。
4時になっても痛みは来ないし、それどころか腎臓の攣れる感じが前より少ない!
流れたようです!!!!!!
[PR]
by a-tenar | 2005-11-22 18:59
尿道結石 その後2
なにせ痛くて、何もしたくない状態なのでしばしこの話題になります。
20日の日曜日は暖かくして、寝たり起きたりのすっかり病人生活でした。
起きて家事をしだすと腎臓の引き攣れるような痛み、だましだまし。
痛み止めの坐薬はいただいていますが、これって劇薬というのでどのくらいの痛みで使ったらいいのか判断に迷いました。
ここでもそうなんですが、暑さ寒さ痛みかゆみとかって個人差ですよね。
本人が「どうしようもない」と思っていても、周りが認めてくれないとなんか恥ずかしくなってしまう。
今回の痛みもたかだか腸が冷えてくらいに何を騒ぐか、と言われたらイヤだなあ恥ずかしいなあ、と思うとどこまで我慢していいのか自信がなくなってしまいました。

21日は朝はなんの痛みもなく久しぶりに食欲もあって起き出したのに、家事をしだしたらあれよあれよと痛み始めました。
それでも外へ行くんだからと最低限の化粧を済ませ・・・。
もう、ダメ。布団で転げていました。
この日も夫は早く会社に行く予定で病院には送れないと言っていたのに、タクシー乗るのも心もとないと思ったのか送ってくれました。
痛みが来て15分後には坐薬を入れたのに、汗は噴き出し悪寒はするし,おなじみの吐き気に,
まるでおなかの中に雷雲みたいなものが暴れまわっているような痛さ。
病院で待っているうちに少しずつ痛みは治まってきたのですが、疲労感というかだるさがどーんと取り残されてこれもつらい。
今日はレントゲンを1枚撮っただけで、先生が言うにはあともう少しの辛抱、あともう一山こえたら出るので辛抱、でした。
途端に力が出てくる単純な私。
手術や入院しなくていいのなら、がんばっちゃう。
ネットでは正反対のことが書かれていてどれを信じていいかわからなかったりするので生活について先生に確認しました。
まめに水を摂って、身体を動かすこと。
薬を使わないで寝ているより、薬を使っても痛みを抑えて身体を動良く、坐薬が効かない場合は痛み止めも打ってくれるとのことです。
ちなみに私のお小水は血の色ではなく、なんだか濁ったような変な色ですがこれでもかなり出血していたようです。
この日のものは紙コップで見た限り、オレンジ(うーん、当分メロンを美見るたびに思い出しそう)。
その日は病院から歩き、家事も普通にしましたが腎臓のあたりの痛みと吐き気は残っています。
帰宅後、「次郎」の学校の入学説明会でした。
しんしんと冷える体育館での1時間、この時間のなんと長かったこと。
[PR]
by a-tenar | 2005-11-21 18:22
痛いです
18日、夏より取りかかっていた仕事が無事私の手を離れました。
この日を予定していたものの、前後のどたばたから到底あげるのは無理と一度はあきらめたのがうまく事が運んだので嬉しくて、にわかに起こってきた腹痛も気にせず舞い上がっていました。
この週の始めくらいからしばしば腹痛はありました。この日の朝もあったことはあったものの、とにかく仕事のほうを優先し、打ち合わせやなんやらですっかり忘れていたんです(まだその程度の痛みでした)。
帰り道、雨がぱらぱら降り出してきてまた痛みが再発。
またただの「冷え」と思っていたら夜、またも痛くなりました。
なんとか楽になる姿勢を探したのですが、おなかを下した時のような痛みなのに楽になれる姿勢がなくて、なんか変?
いったん眠りに入り、朝6時頃今度は激しい痛みが襲ってきました。
これはさしこみっていうもの?ただの冷えでしょう?え?え?
と動転していると冷や汗が噴き出し、寒さを感じているのに汗だくで着ているものを1枚また1枚と脱いでいました。
子どもたちは休日の朝で寝ているし、夫は早朝会社に行っているし。
どうしたものかと迷ったものの、電話の健康相談に
「どういう病気が考えられますか?」
と訊いてみました。
私はまだ単なる冷え、おなかにガスでも溜まりそれで痛いのだろう、だとしたらお医者さんに行くのは恥ずかしいなあと思っていました。
即座に、「救急車を呼んでもいいくらいの緊急時ですよ、話をするのも苦しそうじゃないですか!!」
と言われ、さすがに救急車は遠慮して、近くの総合病院に電話をかけ時間外診療をお願いしたのが私の限界でした。
吐き気もこみ上げてくるのですが、トイレに行く元気もなくタオルを当てて。
夫への連絡は、口を開けば「うぅぅ」とか「あぁぁ」になってしまい、近しい相手という甘えもあって「早く帰って!」と一言怒鳴り。
夫が帰る間、持って行くものをバッグに入れて床を転げまわっていました。
あいにく病院に駆けつけても救急車が入って後回し。
痛みはまだ続き、とにかく病院に来たという安堵感と、何かわけのわからない大病だったらどうしようという不安とでがたがた震えていました。おなかのCTスキャンとレントゲンを撮り、診断は「尿路結石」。
診断が出る頃は痛みも引き、後でネットで調べたらどれも典型的な症状でした。
痛みがひいて点滴を受けていたら急に子どもだけで家に置いてきたことが気になって、お願いしてそこそこに帰宅しました、みんなまだ寝てたけど。
鏡を見たら顔に切り傷、手足にあざが数ヶ所。
自分ではよく覚えていないんです。
いったん痛みが出ると2時間ほど続きます、その2時間私のは腎臓が引き攣れるような痛みです。
父は原発が腎臓がんで亡くなり、母が痛くない尿道結石、私も眼に結石ができたのをきっかけに、泌尿器科できちんと受診しておいたほうがいいかもと思いながら放っておいてこの有様です。
お茶にほうれん草にココアにナッツ、どれも大好きな食べ物で原因となるシュウ酸塩が多いのだそう。
まあ今後の食生活の改善は今はまだ考えないとして、早く流れてくれ、石!!!!
[PR]
by a-tenar | 2005-11-20 19:43
平凡な幸せ
私の頭の中の消しゴム 내 머리 속의 지우개 A moment to Remember
韓国 2004年
監督:イ・ジェハン

もうどうしても気分転換しなければ、とレディス・デーを狙ってロードショー。
何度も涙がこみ上げてきて、そのたんび後ろの鼻をすする音が気になって
「るせー、鼻炎なら来るな」
とまで思ったら、終った後みんな泣いて鼻水すする音だったんですね。
女性はスジンに、男性はチョルスに入れ込んでしまうとどこかで読みましたが、私がぐっと来たのはチョルスの切ない気分の時が多かったかも。
妻が別れた恋人の名前を呼び、愛しているわと言ったらそれはどんなに切ないことでしょうか。
それは自分には家族と呼べるのはおまえだけ、と思った相手です。
ラストの持ってき方にも私はいいなと思いました。
27歳にしてアルツハイマーになった妻と夫に、どんな明るい未来を描けというのかと考えたらこのラストはとてもよいのでは?
終った後エレベーター待ちしているまだ20代前半と思しきカップルが、
「病気がなおったの」と言っていたのには苦笑が漏れてしまいました。

アルツハイマーになっても夫はチョルスのようにはしてくれないでしょう。
もう一緒に暮らした時間が長いので見捨てることはないと思いますが(そう思える幸せ?)。
逆になったとしても、私には明快に「愛しているわ」と言い切れる自信がありません。
言い切れない幸せを噛み締めて。

公式サイト:http://www.keshigomu.jp/index2.html;http://tb.exblog.jp/tb/3b0006210_1356116.jpg
[PR]
by a-tenar | 2005-11-03 20:58 | Movies
  

おいしいお酒と、すてきな何かと。
by a-tenar
プロフィールを見る
画像一覧
メニュー

私の旅行記はこちら
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧