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大晦日の目論見はあえなく潰えて
ジャズ大名
原作 : 筒井康隆
監督 : 岡本喜八
1988年 日本

さぁ、年末は大掃除しながらDVDと思っていたらうちのPS2壊れちゃった!
仕方なくビデオを探すけど、みんな考えることは同じとみえて見たいと思うビデオは全部貸出中。
それで目にとまったこがこれでした。

古谷一行の殿様ぶりが良かったし、篳篥を始め城中の者が鼓、琴、算盤、薩摩琵琶、鍋、釜、桶、三味線などの大セッションを繰り広げるのには大笑いしました。
でも最期あれでいいのかね?
そう思わせるものが原作には盛り込まれているのか、どうなのか。

大晦日に修理に来てくれた電気屋さんが、
「あ、ジャズ大名ですね。お子さんと見ているんですか」
と笑って言った。
ジャズ大好きな電気屋さんだったのだろうか。
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by a-tenar | 2005-12-31 13:42 | Movies
ある日のスタバ
ずっと自分のことにかまけていて、子どもの調子が悪いことに気がつかず急遽病院に連れて行きました。
思ったより良くないらしくて、念のためにとレントゲンも取りました。
結果はやっぱりたいしたことはなかったのでほっとしましたが、緊張がどっと解けて子どもはドラゴンボールをやりに、私は一息とスタバへ。
夕方でいっぱいだったんですが、スタバのスタッフがそれとなく空席を作ってくれて子どもが来たらすぐにわかる位置の席をキープ。
隣は女子高生の二人組。
なんのお話かといえば、クリスマス前に好きになった男の子に告白するか、という話です。
聞くとはなしに聞いていたらこれが結構面白くて、ついダンボの耳化。
「打ち明けたほうがいいの?でもこんなに私が好きだということはうすうすわかっているはず。それでも脈がないんだからあきらめたほうがいいのね」
「それであきらめられるの?クリスマスも会わないでいられる、ただのお友達でいいわけ?」
「そんなあ、さっきまであきらめろとか言ってたじゃない。今度はけしかけるの?」
「うーん、私はこれだめだと思うよ。でも私の恋ならあきらめるけど、私友人にはあきらめられるの?っていいたくなっちゃう。矛盾しててごめんね」
「ううん、そんな○○だから私頼りにしているんだ。でもねえ、私思うけど恋する女の子が思うほど男って思っていないんだよね」
「そうだね・・・。いつも女ばっかりなんだよ。」
「私は自分で幸せをつかまなきゃならないんだよ。でも幸せってどうしたらつかめるの?」
「ここは『クリスマス一緒に遊ぼ、プレゼントもあるから』って誘うわけ。それでプレゼントは『私の心』って。あ~キモイ!!」

たまたま彼女たちは私の出身校の「後輩」たちでした。
「キャラメル・マキアート」をすすりながら、あった確かに私にもこんな日が。
隣のあなたたちから見たらオバサンの私も、かつては同じ制服を着て同じように気のおけない仲良しの友達といつまでもいつまでもしゃべっていた日々。
それからいろいろあって、みんなの祝福を受けて結婚して、夫婦の関係は幸福とは今のことか?と実感したこともあれば、お互い口をひらけば蜂の一刺し、という日もありました。
自分も病気をしたけれどそちらは今日めどがつき、今度は子どもがと思ったけどそれもなんとかなって、それでささやかな幸せをかみしめています。
心の中でそうつぶやきながら、まじめに恋愛している彼女たちの将来に幸せがあるといいなと願いました。

ところでスタバのスタッフは今のところ、ハズレなしです。
みんな感じがいい、それがマニュアルっぽくなく自然に笑顔で接客しているし、今日のお姉さんなどしばらく見とれたくらいきれいな人。
男の子はきびきびとメニューを運んだり、丁寧に「ありがとうございました!」とご挨拶。
ケーキもおいしいし、当分スタバ通いしそう。
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by a-tenar | 2005-12-19 23:18
知って損はないと思うこと
「死」を子どもに教える
宇都宮直子
中公新書ラクレ 2005年

お年頃の子どもを持っていると、この頃のようにお若い世代の歯止めのない犯罪に途轍もなく不安になることがある。
何事もなければ、親の知らない世界があってもいいし親に内緒があってもおかしくない。
そういうことが大人になることなのさ、フッ!と言えるのだが。
「学校ではめだたない」
「普通の子が」
「キレた」
「近所では噂」
「知らないのは親ばかり」
などと書かれるとわかってはいても不安を煽られる。
そしてなんやかや出た後には
「生の大切さを教える」
「校長が特別に全校集会で命の大切さを話しました」
「心のケアのためにスクール・カウンセラーを配置し」
一日も早く元のような学校生活を送れることを願っている。
クラスメイトが残酷に殺された後に、あるいはクラスメイトが殺人犯だったとわかって、何事もなかったように日常に戻れる神経を私は疑いますが、ね。

父を喪って初めてわかったのだが、ちゃんと手順を踏んで亡くなったとしても人一人死ぬということは相当こたえる経験である。
というのは、父は末期がんで痛み止めを使わなかったので楽になることは薬を使うか、死しかなかった。本人は死ぬまで意識をしっかり保っていたいと言って実際痛み止めを使ったのは亡くなる数時間前のみ。
当然闘病生活の後半は苦しい、苦しいで、ご先祖様いらっしゃるのなら一刻も早く迎えに来てやってくださいと私は思ったほどそばで見ていてつらかった。
それでもなお亡くなれば、喪失感は大きい。
人は生まれてきたら必ず死ぬのに、わかっているのに残された者は悲しい、つらい、さびしい。
私はそれから死というものがずっと身近になった。

自分はそうでも、将来ある子どもに死をどうやって教えるか。
死ぬことは生きることであり、生きることは死ぬこと。
そうくくってしまえば早いが、それこそ限りある命だとか生きることの意味など付随するものが多いほど、死を教えるのは難しくなる。
家族や生き物が周りにいればそれなりに日常生活に死は入ってくるだろうが、パックの肉に切り身の魚しか見たことのない生活で、死など観念の一部にしかならないとしても不思議はない。

そう、あれこれ考えていた時にこの本はタイムリーだった。
保守的な愛知でこのような授業をしている先生がいたとは驚きで、私も受けたいこの授業、だった。
しかし何も教えることなどないのである。
親しい、愛する者が亡くなった時の慟哭こそ、何よりの教育だろう。
隠すことはない、我慢することもない。
大きな悲しみに身をまかせ、天に叫び、地を叩いて泣けばいい。
月並みだが、それを確信できたことは大きい。

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by a-tenar | 2005-12-19 18:47 |
rolling stones
昨日からの雪は、夜のうちに積もり記録的なドカ雪となりました。
今日は朝早く検査の予約を入れていたため、雪を掻き分け病院に到着。
今回の検査では「無罪放免」となりました。
先生はまだ若いからそんなに神経質にならなくても、とおっしゃいましたが私としてはあんな痛みはもうこりごり。
で定期的に検査して防げるものならと、定期的な検査をお願いしました。
泌尿器科ってどうも行きづらい科ですけどね。
今日だって女性は私一人、おじさまたちばかりの待合でどうにも居心地悪く、置いてあるパンフレットだって前立腺のことばかりだし。
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by a-tenar | 2005-12-19 08:54
文章を書かせる努力=星一徹?
わが子に教える作文教室
清水義範
講談社現代新書 2005年

読後まず感じたのは、どこの子どもでもそうなのかという安心感。
うちの子どもたちは作文嫌いではないものの、大人の目から見るとおいおい、とといいたくなる文章を書く。
特に夏休みの読書感想文なんかはおいおいより、うーん。
もっとも読書感想文はみんな苦しんでいるのを知っているのでそんな文を書いてもなんとも思わなくなったものの、この著者は「害のほうが強い」と言い切っているところが頼もしい。
おなじみ「巨人の星」の父親星一徹をひきあいに出してはいるものの、子どもにスパルタ教育で作文が書けるようになりました、とお勧めの本では決して、ない。
どうしたら子どものやる気を育ててその気にさせて書かせるか、と大人も参考になるありがた~い本なのである。
ちょうど子どもの一人は、作文を書くはめになっていたが、私はタイムリーだったのにこの本に書いてあるどれほどのことを子どもに実行できたか心もとない。
でも締め切り間近の私のためになったことは確かである。
近々、同じ著者の「大人のための文章教室」も借りてくることにしよう。b0006210_22315348.jpg
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by a-tenar | 2005-12-05 22:21 |
  

おいしいお酒と、すてきな何かと。
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