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韋駄天
白洲正子自伝
新潮文庫 1999年
978-4101379074

お嬢様ってのはあこがれるものだけど白洲正子の場合、若い頃読んでなんか鼻につく感じがして、それ以来まったく読んでいなかったんです。
でも最近、たとえば私の好きな織物や民芸なんかで白洲正子って必ず出てくるので、思い切って読んでみました。
この人は今の若者の草分けかもしれない、って思います。
目利きはできるし、センスもいいけど、自分で生み出すことはない。
そんな自分をおそらくとても持て余したのじゃないか、と。
想像ですが、正統派お嬢様だったからこそ、そういう生まれがこの人にとってはとても嫌で努力したんじゃないか。
そして精一杯自分を忠実に生きた、そんな生き方のこの人のことがいいなあと思うようになれたこの頃です。
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by a-tenar | 2007-10-29 21:48 |
ほんわかした絵
特別展「没後50年 川合玉堂名品展」
10月20日(土)~11月18日(日)
一宮市博物館

美術、それも日本画にそそられます。
今日は川合玉堂の絵を見てきました。
こう言ってはなんですが、下手うまというのか誰でも描けそうな優しいタッチの絵ながら、濃淡のつけ方、構図、すばらしいと思いました。
特に雪景色の描き方、それにスケッチは独特ではないでしょうか。

遺作となった絵の気力あふれた勢いは、これが死の床につき落款も支えられて押した病人のものとは思えません。
絵の天才、の一人だと思います。
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by a-tenar | 2007-10-27 20:49
夭折の画家
戦没画学生 桑原喜八郎展
2007年8月1日(水)~9月17日(月)
掛川市二の丸美術館

行きたいと思いながら、行けないでいた美術展。
ふっと目に留まる画で、見てみたかったのに、残念でした。
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by a-tenar | 2007-10-25 13:34
浮世絵
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浮世絵名品展
ヴィクトリア アンド アルバート美術館蔵

思ったより、ずっと良い催しでした。
というのは出点数が多いし、作者も多岐にわたっています。
不勉強ながら、初めての作家も多くありました。
また美人画、うちわの絵、風景、歌舞伎、怪談などジャンルが広く、これだけのコレクションが、おそらく幕末の動乱の時だと思いますが国外に流出しちゃったんだぁと残念に思いました。
もっとも日本に残っていたとしても火事や戦争で焼けたかもしれないので、英国が大事に保管してこうして貸し出してくれたことを素直に感謝しないといけないのかな。

今見ても新鮮な構図、版画とはいえ多様な色使い。
北斎の肉筆による画を見ましたが、とても繊細な印象を持ちました。
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by a-tenar | 2007-10-24 20:15
くせ
b0006210_1926329.jpgこころの七くせ
なだいなだ
金子書房 1999年
978-4760822904

心の癖、が面白そうと思って借りてきた本。
私は対人関係に悩む時って、大抵最悪のシナリオを描いて対処しようとする癖があるんです。
それがよい時も確かにあるんですが、そう思えるよりはるかに多く悪く思えることが多いような気が、この頃考えていたことなんです。
自覚している癖もたくさんあるんだけど、自覚していない癖がるんだと読んで気がつきまいsた。
それをいろいろ例をあげて書いてあったことから、ふんふんと素直に読めました。

この本の中で特に印象に残ったのは、若者のバカを許さない、分別くささについて。
今、世の中のにぎわしている女王様キャラの女優、ボクサー親子の言動や、その他日頃私が感じていることで
「どうしてああいう言動をするんだろう=子どもなんだなぁ」
みたいなことは思っていました。
それが分別くさくなっている、とずばり指摘されているようでどっきり。
だって私たちの世代って、上は年金もらってリタイア生活をしている、または夢見る世代。
下は責任を負いたがらない、もしくは負いたくても負わせてもらえない、どちらも責任を負わない世代でかこまれて、税金も年金も社会的責任も何もかも負わされて、いつのまにか分別くさくなっているような・・・。

これは改めたい、上はともかく下の世代には若いんあだきあら思いっきりやれ、って言える大人でありたいと思ったのですが、それには余裕が必要ですよね。
その心の余裕を、なんとか持ちたいものです。
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by a-tenar | 2007-10-21 20:32 |
必要なもの
あなたは変われる―言葉や態度に傷つけられた心を救う本
グレゴリー・L. ジャンツ
毎日新聞社 2002年
978-4620315881

私が昔からよく人に言われたのは、
「考えすぎるからもっと安易に明るくものを考えて」
いつも考えすぎ=考えなくてもいいから、ということ。
だから自分は考えすぎるクセがあるのだろうと気がつき、次はそれをどうしたらいいのか検討し始めました。

ものごとを考えてしまう人間に、考えるなと言われてもそれは無理。
それは私の癖なのだから。
それに他人が望むように自分を変えていく、というのもなんだか違うような気がします。
特定の誰か、ではなく世間が、ということですけれども。
もう少し合理的に物事に対処できるようなトレーニングがあるんじゃないか。
もちろんやみくもに経験を重ねるというやり方もあるけど、さすがにこの年になるとそれもきつい。

この本はまず、やさしい、と思いました。
いろんなケースをわかりやすく説明しているということもあるし、決して「~しなさい」調ではなくて提案してくれる、良いカウンセラーのような語り口でした。
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by a-tenar | 2007-10-20 10:48 |
超えてしまった映画
めがね
監督・脚本 : 荻上直子
出演 : 小林聡美 、 市川実日子 、 加瀬亮 、もたいまさこ
2007年 日本

テレビで紹介していて、これは絶対見ようと思ってはりきって行ったものの。
あんまり食べる、それも大口開けてた~っぷり食べるシーンが多くて、私の限界を超えてしまいました。
おいしいものいっぱい食べて釣りって生活、良いと思うからこの映画のスタッフは撮影したんだろうな、きぶん悪くなる私は少数派だろうなと思って観ていました。
終わった後、パニック発作に襲われました。
禁欲派、とじぶんでは思いませんが拒食傾向が強いので、自分を責めたてることのできる私にはちょっと受け付けないところのある映画でした。

しかしそうは思っても、それで自分を律しなくなった自分の成長に私は嬉しく思い、そのできごとのおかげでこの映画は忘れえぬ映画となりました。
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by a-tenar | 2007-10-18 20:34 | Movies
カリスマ武将
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天と地と
海音寺潮五郎
1968年 朝日新聞社

昔はさほど好きではなかったものが、年を重ねてくると良くなってくるって誰にでも覚えはあるかもしれないけど、私にとってこの本がそんな1冊。
中途半端に終わっているようだったし、合間合間の作者の哲学がなんだか親父っぽくて嫌だったのに、今読み返すとそれが面白かったりするからわからないものですね。

謙信の画像を探していたら、今NHKの「風林火山」のGacktのものばかり出てきました。
時代ですね。
また謙信の女性説、なるものも発見しました。
かなり流布しているもんなんですね、びっくりしました。
読んでいるとなるほど・・・と思わせるものもあり、もしかしたら?と思うとヒゲ面の画像もまた違った趣になるんじゃないでしょうか。
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by a-tenar | 2007-10-14 13:59 |
ふわふわ卵
フォーユー (FOR YOU) 
名古屋市千種区末盛通5-1
052-764-2584 
第3火曜日 
11:00~15:00 17:00~23:00

私、スクランブル・エッグが大好きなんですが自分で作ると妥協しちゃうせいか、ホテルの朝食に出てくるようなふわふわにはなかなかならないんですよね~。
オムライスの卵もふわふわならいいのに、って思ってたけどまさかほんとにあるとは思ってなかったんです。
じゃーん!
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これは「次郎」のオーダーした「北海道オムライス」。
デミグラス・ソースのたっぷりかかったオムライスはこれだけだったんで、それぞれ和風とかカレー、ホワイトソースなんかで頼んだ家族から垂涎の眼差し。
私は次は夫のオーダーした、このお店の名前を冠したオムライスにします。
中のドライカレーがめっちゃ、美味でした。
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by a-tenar | 2007-10-09 20:10
「ミス・ポター」
ミス・ポター監督:クリス・ヌーナン
出演:レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー、エミリー・ワトソン
2006年 アメリカ

思い入れのあるピーター・ラビットの作者の映画なんで、ぎりぎりまで観るか観ないか、迷いました。
彼女の一生って、激動ではないけどなんというか、波乱はあってそれがどこまで描かれているのか怖かったんです。
何回か泣けてきましたし、良い作品だとは思いますがやっぱり初めての人向き、という感は否めず。
どうぞ皆さん、ポターの本を読んでみてくださいまし。
乳母日傘で育った内気な少女は親から限られた選択肢しか与えられず、女だからと学者の道も断たれ、絶体絶命のピンチから絵本作家として成功し、親から自立。
晩年には農場主として画家としての筆は折り、全財産をナショナル・トラストに寄付するまでの、地に足をつけた生き方を、ぜひぜひ。

ちょっとびっくりしたのは、男の人の姿を何人かみかけたこと。
「ミス・ポター」に男性が来ている、というのがなんかほのぼのしました。
一緒に湖水地方へ行ったうちの夫は来てくれませんでしたけれども。
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by a-tenar | 2007-10-08 21:33 | Movies
  

おいしいお酒と、すてきな何かと。
by a-tenar
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