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復讐を、赦す神
エデンの命題 The Proposition of Eden b0006210_105636.jpg
島田荘司
光文社 2005年
ISBN-10: 433407622X
ISBN-13: 978-4334076221

熱が38度超えした時に、一気読みした本。
クローン問題から、旧約聖書の解釈など私にとっては興味あるテーマがてんこ盛り。
表題作の他、「へルター・スケルター」収録。
こちらは脳について興味深い事例が出てくる。
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by a-tenar | 2008-09-25 09:53 |
マドンナじゃない、女
マグダラのマリア―エロスとアガペーの聖女 
岡田 温司
中央公論新
ISBN-13: 978-4121017819

マグダラのマリアは実社 2005年
ISBN-10: 4121017811 在しているが、いろりろな女性とごちゃまぜにされて何がなんだかわからないことになってしまった(と思う)。
またこの本の中にもあるように、主の教えを誰よりもそば近くで聞き、人の子の彼の苦悩を誰よりも間近で見知っていた彼女の存在に対する、他の男の弟子たちの嫉妬、反発もおおいにあり、実際以上に貶められけなされてしまったということもあるだろう。

それにしても、美貌な娼婦、貞淑で敬虔な女。
これぞ女の中の女という感じがする。
やれ娼婦だ、淫らだといってもみんな好きなんだ、そういう女が。
でもってそういう女が、突如心を入れ替えほとんど着るものも着ないでひそかに鞭で自分を打って、後悔の涙をこぼしてひたすら祈っている姿を想像するのが大好きなんじゃないか。

キリスト教が布教されるにしたがって、どんな女だこんな女だ、と大真面目に論じられているのがおかしかった。
男は理屈が好きだのぅ・・・。
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by a-tenar | 2008-09-17 20:33 |
正解はない、が
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このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるのだろうか?
ポー・ブロンソン
アスペクト 2004/06
ISBN-10: 4757210477
ISBN-13: 978-4757210479

と、一度でもつぶやかない人って幸せだなぁ。

いろんなケースがあって面白い。
それは自由が大きいって意味で、迷いも大きいのかもしれない。
それぞれが出した答えに、共感が沸いてきたり違和感を感じたり、でも他人がどう思おうとそれで自分が幸せならそれがどうした?
が、自分が幸せな環境にいるのにそれを実感できない、そういう悩みもある。
他人が何が大事で何をどうしろ、なんてことは言えないし、自分でも自分の迷いの正体がわからない時に読むと、霧が晴れたようにとはいかないけどなんとなく落ち着きを与えてくれるのではないか。
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by a-tenar | 2008-09-16 12:17 |
秋のご馳走
和食好き好きなのに、きのこが一切嫌いな「太郎」がいなかったので、今日のごはんはきのこ尽くし。
マッシュルーム、エリンギ、干ししいたけ、まいたけとミートボールのクリームシチュー。
その他にんじんとパセリを盛大に入れて、「太郎」の嫌いなものオン・パレード。

それに、きのこごはん。
よく独身時代に作ったんですゎ、みんなきのこが好きだったので。
みんなって姉のボーイ・フレンドたちですが。
しいたけの酒蒸し。
たっぷりのしょうがを添えて。
これで秋刀魚を焼きたかったけど、秋刀魚嫌いがいるのであえなくパス。

5人の好みを調整しながら三食作るのは、正直大変なんだぞ。
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by a-tenar | 2008-09-15 09:06 | 食べもの
現実主義
「無実」で、支えあう家族、特に姉とか娘が、無償の愛を惜しみなく弟や父に捧げるところに感動したのだけど、これまたシビアな本を次に読んでしまったゎ。

男の肖像
塩野七生
文藝春秋 1992年
ISBN-10: 4167337029
ISBN-13: 978-4167337025

・女は男の中に神を探すが、男は男に神をみつける。
・男のために死ねるけど、女は女のために死なない。

うゎ、シビア。
でも私はこれ、当たっていると思うな。
悲しいくらい、女はどうしても男に何かを探すのよ。
そして当の男は、同性愛というより著者はこんなことばを使っていないけど、「男惚れ」した相手のためなら、死ねるのよ。
どうして女は女のために死ねないのか?
答えは女の与えてくれるものと、男の与えてくれるものを秤にかけるから、では。
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by a-tenar | 2008-09-14 17:34 |
正義の名の下のインチキ
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無実 上下
ジョン・グリシャム
ゴマブックス 2008年
ISBN-10: 4777150372
ISBN-13: 978-4777150373

ノン・フィクションの冤罪もの。
中学生の時に「死刑台のメロディ」を読み、サッコ&バンゼッティ事件を知り、法の正義を執行する側が、実に汚いやり方で一般市民をはめることがあると知った。
でもこの事件は猛烈な抗議行動が展開されたはずだし、それから60年もたって、まだこんな茶番の裁判がまかり通るのか腹立たしい。
しかし、これはアメリカの田舎だけの話ではないだろう。
日本でもこんなことは頻発しているように思う。
まずこいつは怪しい、と目星をつけてマスコミ総出といった趣で連日犯人呼ばわり、なんて目新しくもないのではないだろうか。

いくつか感銘を受けた点がある。
・犯人に仕立てられた、ロンの姉たちの献身的な愛情。
家族がもし同じ立場になったらここまで信頼し尽くせるか?
私にはできないなぁ・・・。
親子ならまだわかるけど、きょうだいって大きくなるとそんな家族関係にならないような気がするんだけど。
姉たちにはそれぞれ配偶者も子どももいるのに、身を粉にして働いたお金をまず自分たち家族のために取っておき、残りのお金は服役する弟に送金している。
で、当の弟はそのお金を囚人仲間にくれてやったり、テレビやギターを買っているんだけど、私なら無茶腹立つと思う。
だってパニックの時、そのテレビなんか壊しちゃって、また新しいテレビを買ったりするんだから。
もちろん塀の中の暮正気を失う過酷さなので仕方ないと思うけど、それにしても最後まで支え続けているのはなかなかできることではないと思う。

その、姉たちが尽きぬ愛情を持ち続けられたのはおそらく信仰の成せることではと思う。
キリスト教会と、しっかり結びついている、アメリカの田舎の生活もちょっと私には厳しい。
正直、ゴスペルであろうとなんだろうと賛美歌が苦手だし、ミサの儀式ばったところがダメ。
さらに善良な人々が集まって信仰を支えあうというのは、きつい。
しかしキリスト教会には、ミサに集まって神を賛美しお互いを支えあうのは避けて通れない、というか当たり前のことらしい。

そしてこの善男善女の集団は、迷える子羊たち。
私も哀れな子羊であることにはかわりないんだけど、さ。
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by a-tenar | 2008-09-13 09:09 |
儲けもの
イートン・カレッジ ダーラム大学所蔵 古代エジプトの美展
展示物が思ったより充実していて、楽しめました。
古代エジプトのものが見たくて大英博物館へ行ったんだけど、あんまり展示物が多い上、ミイラなんかごろごろって感じでうげーっとなりました。
大英博物館にはもう二度と行かないと思う。

ここで初めて知ったのはエジプトの女性名でそれ自体は忘れちゃったんだけど、ロータス(蓮の花)って意味があって、それが欧米の「スーザン」につながっているってこと。
スーザンってもっともイギリス的な女の子の名前に思えるけど、ルーツは蓮なんてエキゾチックなものだったんですね。
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by a-tenar | 2008-09-07 13:41
すーっとした
私の嫌いな10の人びと (単行本)
中島 義道 (著)
新潮社 (2006/1/18)
ISBN-10: 4104397032
ISBN-13: 978-4104397037
 
この人の吐き出す毒に、すーっとした(笑)。
日頃、自分の心の中に溜まる毒。
認識できるだけに始末に負えず、醗酵して悪臭が漂うよう。
それをぽんぽんと書き出して、ことばでばさばさ切り倒してくれて、
私ってこの人に比べたら善人だわって自己満足できる。
自分がその善人が大嫌いであるにも関わらず。
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by a-tenar | 2008-09-06 13:52 |
ダメなもの
のだめカンタービレ

最近、「太郎」が見たがって困る・・・。
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by a-tenar | 2008-09-03 14:11
好み
Sananda Maitreya/Do You Love Me Like You Say? (1993)

当時は、テレンス・トレント・ダービー(Terence Trent D'Arby)名で活躍。
マイケル・ジャクソン・・・・イマイチ、
プリンス・・・・ダメ、
という私でも、この曲はいまだに好きだ。
PVでも見惚れてしまう。
一言で言えば、好みなのだよ。

地味な活動をしているらしいが、本当の天才なのではないかと思う。
器用貧乏なのかもしれないけど。
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by a-tenar | 2008-09-02 21:52
  

おいしいお酒と、すてきな何かと。
by a-tenar
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