制服
コスプレ-なぜ日本人は制服が好きなのか
三田村蕗子
祥伝社新書128
ISBN-10: 4396111282
ISBN-13: 978-4396111281

先だってガンダムのイベントに行った時、私が一番面白いと思ったのはコスプレの皆さん。
人はただパンのみにて生きるに非ず。
自身を投影する手段を常に考えるもの、とその時には思わなかったが(苦笑)、今にして思えばガンダムとの出会いをコスプレという手段で表現するメッセージを私はなんとなく感じていた。

で、この本。
面白かったって何が?女の制服には当事者の女の意見より男の意見が反映されることが多い(ナースの制服はなぜスカートなのか、日本初の女学校の制服に制定された男袴の着用反対など)。

それから、著者は制服を楽しむ、制服でモチベーションがあがるのは多いに結構。
でもそれが「思考停止」、何も考えなくてもいいからという理由でそれを選んだり、
人からはみ出したくない(たとえばリクルート・スーツとかお受験スーツとか)理由ってどうよ?ってことなんだが、私は同感。
人から押し付けられるのではなく、自分で選び取りたいタチだが、それがかなり世間では変わり者に思われることもよくわかっている。
無難を選ぶよりコスプレで役割を演じて楽しむ考えは面白いと思うけど、就職やわが子の受験となると、やっぱり浮き上がりたくなくて同じスーツになってしまうんだろうな。
島田荘司の「日本人の島国根性」のバリエーションの一つかもしれない。
[PR]
by a-tenar | 2009-08-29 15:31 |

おいしいお酒と、すてきな何かと。
by a-tenar
プロフィールを見る
画像一覧
メニュー

私の旅行記はこちら
ファン
ブログジャンル
画像一覧